※以下は 2025 年 11月開催のセミナー内容を整理したものです。社内外の状況や法改正は随時アップデートされる可能性がありますので、最新情報とあわせてご活用ください。
こんにちは、SaveExpats広報です。
2025年11月4日、海外で妊活・妊娠・出産・子育てを行う日本人家庭を支援する団体「BeMother」と連携し、オンラインセミナーを開催いたしました。
今回は、BeMother共同代表でありインドネシア在住の看護師浅利しおり氏をお迎えし、日本では当たり前に受けられる「乳幼児健診と発達診断」の、海外との異なる点や注意事項について解説いただきました。
セミナーの中で最も重要なポイントは、「乳幼児期のサポート体制は、日本国内と海外とで大きく異なる」という点です。
日本では、自治体を中心に乳幼児健診や発達フォローが体系的に提供され、必要な支援につながりやすい環境が近年急速に整備されています。
一方海外では、
- 乳幼児健診の仕組みがそもそも存在しない
- 情報が保護者に届きにくい
- 発達/成長の専門家につながりにくい
といった課題が多く、保護者自身が適切な情報にアクセスすることが重要になります。
そのため、海外にいるからこそ、早い段階で知っておくべき情報提供が欠かせない、というのが浅利氏からのメッセージでした。
本セミナーはアーカイブ配信もございますので、ぜひご覧ください。
https://saveexpats.com/already_held/post-1533/
次回予告
「産業医が整理!海外赴任者の健康診断 ― 正しい理解と運用」
2025年12月11日(木)12:00-12:40 開催
次回は、株式会社SaveExpatsの執行役員CMOであり、産業医・労働衛生コンサルタントとして活躍する平野医師を講師にお迎えします。
来春の赴任内示・準備が始まるこの時期は、「健診結果をどう読み取り、どのように配置判断につなげるか」に悩まれる企業様も多いのではないでしょうか。
次回セミナーでは、健診結果を見る際のポイントや、リスク所見がある赴任候補者への考え方、実務で迷いやすい場面をやさしく整理してご紹介します。人事・労務健康管理部門の皆さまに、今まさに役立つ内容となっております。ぜひご参加ください!